シリーズ耐震偽装問題 B



2006年01月11日(Wed)
シリーズ耐震偽装問題 B
間があきましたが偽装問題の続きを。

住宅の話です。
ご存知ないかも知れませんが住宅の確認申請には構造計算書は添付しません。平面図や土地に関する書類を出します。要は税金に関係することの確認申請ですね。
さて実体験をお話します。約2年前に我が家を新築した時のことです。設計は同級生で設計事務所を開いたばかりの友人に頼みました。それまでの経験や口ぶりからすっかり信用してしまったのが運のつき、案として持ってきた図面をみてポカーン。こんなひどい図面は学生時代に授業中に書いた素人学生たちのものを見て以来。大工修行中に大手メーカーの設計士が書いた図面の間違いを指摘したような時は線が1本足らないといった軽微なものだった。ところがこの友人の図面はひどかった。平面図に書いてある方角は全部西・・・・。使ってある部材はとにかく細い、以前の記事でメーカーは利益を上げるために細くしたりすると書いたがそれをはるかに上回る細さ。設計管理まで頼むつもりだったが慌てて図面のみにした。それでも設計料は払わされた。というか手切れ金のつもりで払ってやった。金はやるからわが家の工事に関わるな、でも手続きはやっといてくれという感じである。
さて工事に入り各業者にはその問題の図面が渡っている、みな大笑いである。木材を加工するプレカット工場でも「これなに?こんな家作れないよ?」と笑われてしまった。「すいません、設計士の図面は無視して常識でやってください」と言うしかなかった。もちろん何かあったらすぐに電話して確認してもらうようにした。工事が始まると設備業者から次々と聞かれる。すべて信用できる業者なので常識の範囲でやってとお願いした。ほとんどの部分は親方におまかせした。もう信用できるのは親方だけ、弟子入りしていたので腕が確かなのは十分わかっている。それでも照明の位置などは施主の問題なので電気図面や階段回りの詳細図も自分で書いた。構造図面もチェックしたりと普通にメーカーで家を建てるより何倍も苦労したと思う。おかげで良い家ができた。つまりは施主が十分な知識を持っていればいいということ。
友人の設計士を早めに切ってよかった、もちろん完成後は家の中には入れていない。下手に見せて内装を真似されたくないからだが何故かと言うとその設計士はうちが考えた外部収納を現在自分の売りにしているからだ。ここまで書くとその設計士の名前を知りたくなるだろうがここに書いてしまえば営業妨害になる。おまけにそのバカ設計士は去年10月に吹上ホールで行われた建築展で愛知県建築士協会の推薦コーナーに紹介されていた3人の中に入っていた。ぞっとする・・・。皆さんがこの設計士に頼んで家を建てないことを祈ります(^^;)
ヒントとして言えるのは愛知の設計士だということ。ちなみに私の親方に住宅を建てて欲しい方は連絡して頂ければ紹介しますよ。ただし引っ張りだこなのですぐには建ててもらえませんが。もうすぐ私の友人の家も完成します、紹介した私もビックリするほどの安さでした。「おまえの紹介って言うのがこの客の運のよかったとこだな」だそうです。ってうちより安くできてるし・・・複雑。


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