シリーズ耐震偽装問題 A



2005年12月16日(Fri)
シリーズ耐震偽装問題 A
経済設計についてお話しします。

なぜそんなことをするのか?と思う方もいるかも知れませんがこれは企業として当然かもしれません。お客さんは安いものを求めてくるし他のメーカーとの競争は激しくなる、こうなるとお客さんのわからないところで安い材料を使うなどするしかなくなってきます。だからといって鉄筋量を減らす手があるなんて想像もしませんでしたが・・・。ではどうするか、普通に考えれば安くやってくれる業者を探す、B級品の材料を使う、第3国製の安いものを輸入するなどです。大手メーカーとなれば自社で材料の会社を作って仕入れを安くするとかですね。
安く買うのに限界が出てくると部材を最小限に減らすしかありませんね。地震や台風にぎりぎり耐えるだけの設計をします。

なぜそこまでしないといけないのか?
大手のメーカーには設計や営業社員や事務員がたくさんいます、社屋もあれば会社の車もあります。彼らの給料や維持費をどこかで捻出しないといけません。昔で言うと一軒につき1000万(一般住宅)は儲けないと社員の給料が出ないといわれてました。3000万の家に対して1000万浮かすには2000万で作らないといけなくなってしまいます。あの手この手で安く作る方法を考えます。工期を短縮し徹底的に材料を減らします。ところがキッチンや風呂はいいものにしておかないとお客さんが喜んでくれません。ということで結果的に見えない構造材で手を抜くことになります。それをやり過ぎて今回のように強度の足りないものが出来てしまったわけですね。


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カレンダ
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